愛媛に東北に下呂温泉 最近の吉祥寺地方物産ショップ

ゆるキャラが来ていることもあります グルメ
ゆるキャラが来ていることもあります

吉祥寺は本当に地方物産のPRに適した街であるのか。以前から気になるテーマで、当サイトでもしばしばアンテナショップ・地方物産ショップの開店/閉店情報を記事にしています。

既に紹介したショップのその後

くまもと物産館

ダイヤ街ローズナードに出店した大掛かりな熊本県アンテナショップ「くまもと物産館」。こちらは以前に報じたとおり、2014年2月23日をもって閉店してしまっています。閉店からもう十分な時間が経っているのですが、今でも当サイトの検索ワードに「吉祥寺 熊本」とか、「熊本物産館」とかで飛んでこられる方がポツポツいます。その度に、再出店のニュースでもあったのか?とぬか喜びをしてしまいます(笑)。

高知屋

中道通りに出店している高知県アンテナショップ、「高知屋」。こちらは改装を1回挟んで、オープンから15年以上になろうかという老舗になっています。気のせいかもしれませんが、改装前よりも地酒類が充実したような。勿論、生鮮野菜や海の幸、加工食品類と品揃えが充実しています。

麦わら帽子

こちらも、おそらく来年が15周年となるであろう武蔵野市の友好都市アンテナショップ。9つの都市(富山県南砺市・長野県安曇野市・千葉県南房総市・岩手県遠野市・新潟県長岡市・広島県大崎上島町・山形県酒田市・鳥取県岩美町・長野県川上村)の物産を取り扱います。年末になると年越し蕎麦需要ということで、安曇野市だったかの生蕎麦が店頭でプッシュされ始めます。

この他、いくつかの消えてしまった地方物産ミニショップを紹介したこともありました。吉祥寺に根付くには地代がネックになるため、利益率の高い商品ばかりをセレクトしなければならないというジレンマが、どのケースでも感じられます。

最近気になったショップの出店

今回の記事を書こうと思った切っ掛けは、アンテナショップのプチメッカではないかと思っていた中道通り界隈に、気になるショップの出店が続いたからです。

東北物産館

こちらの物産館は、東日本大震災後の東北地方を支援するため、不動産会社リベストの肝いりで2011年より吉祥寺に出店していた店です。最初に出店のニュースを小耳に挟んだ際には、期間限定の企画で吉祥寺に根付くタイプの物産ショップではないのかなと認識していたのですが、サンロードの西友向かい、リベストの2Fでもう4年以上営業しているとのことです。

東北物産館

代表理事の方が福島県出身という縁での企画だそうで、腰の据わった営業にも頷けます。
それで、このサンロードのお店がしばしば中道通りにテナントを借りて、出張営業を行っています。

東北物産館 中道通りに出張

(借り手がつかないテナントの有効利用…ではないと信じたい)

吉祥寺東北物産館の出張営業

吉祥寺東北物産館の出張営業

次回は12月11日(金)〜12月20日(日)までだそうです。年越し蕎麦に、三陸の海産物も加えることになるかもしれません(笑)。

EHIMADEと伊織 今治タオル専門店がまさかのご近所出店

吉祥寺で地方物産を扱う場合でも、何かしら中心となる利益率の高そうな、高い付加価値の付いた商品を軸にすることが出来れば戦略も立てられるのかもしれません。ということで、今年の4月に中道通りにオープンした、愛媛の物産も扱う今治タオル専門店、「EHIMADE(エヒメイド)」には注目をしていました。

EHIMADE(エヒメイド) 吉祥寺店

タオルに肉まん臭がうつりそうな立地ですが。

エヒメイド吉祥寺店 一圓のとなり

エヒメイド吉祥寺店 一圓のとなり

今治タオルを中心とした愛媛物産店という企画については、10月にアトレで「えひめあつめクラフト散策」というイベントも行われました。てっきりこのEHIMADEが関わった企画なのかと思っていましたが、そんな事もなく。そしてまた中道通りに、今治タオル専門店「伊織」の登場です。

伊織 吉祥寺店

今治タオルの需要がそこまであるのか疑問ですが、EHIMADEも伊織も吉祥寺には支店としての出店ですので、ニーズが減少すれば引き上げるというだけなのかもしれません。まさか吉祥寺で、眼鏡戦争だけでなく今治タオル戦争が勃発するとは。

下呂温泉アンテナショップ「いでゆ千年のかおり」

9月の終わりにオープンした、岐阜県の下呂温泉をPRするアンテナショップです。こちらは中道通りでなく、ダイヤ街チェリーナードの終わりの方、カレーで有名な(あるいは最近では、芥川賞作家行きつけということで有名でしょうか)くぐつ草の隣です。

いでゆ千年のかおり

ちなみに飛騨牛カレーの試食で呼び込みをしていました。

いでゆ千年のかおり

いでゆ千年のかおり

来年2月末までの期間限定営業ですが、好評ならばその後の継続も考えているとのこと。店内最奥には下呂温泉が出る蛇口が設置されています。
温泉のPRショップなのですが、実質的に飛騨地方を中心として、岐阜県の物産が手に入るアンテナショップとなっているようです。地酒類は手広く浅く取り揃えてあり、飛騨地方のローカル酒蔵(原田酒造場の「山車」が手に入ったのにはびっくりしました。その他、川尻酒造場の「天恩」など)のお試し的ミニ瓶がずらりと並びます。美濃加茂市の「御代桜」なども並んでいたので、飛騨以外の酒蔵でも取り扱うのでしょうね。

お試しミニ瓶はおそらくこれ

岐阜のローカルグルメと言えば、鶏ちゃんは万人におススメしたいところ。このまま常設の岐阜県アンテナショップに育ってくれないですかね。

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