リュモンコーヒースタンド 吉祥寺末広通りのスペシャルティコーヒー店

吉祥寺末広通りは、賑やかで人通りも多い中道通りとかつては繋がっており、甲武鉄道の吉祥寺駅が出来た際に泣き分かれてしまった道であると以前紹介しました。また、それにしては現状の両者の発展度に差があるとも。けれども、いまだ発展度が高くないということは、それだけ将来性もあるということです。現に、中道通りでは見られないような個性を持った店がポツポツと出現し始めています。今回紹介するのは、そんな末広通りの個性ある店の中でも、一軒家風の建物が非常に印象的なコーヒーの楽しめる店です。

リュモンコーヒースタンド

リュモンコーヒースタンドは落ち着けるカフェ

中道通りの栄えた場所でカフェを開くのとは異なり、末広通りの場合は周囲の殆どが住宅街になるので、地元客好みの店である事は重要です。リュモンコーヒースタンドの建物は決して派手ではなく、住宅街に溶け込んでいます。看板が無ければ、カフェであるとも気付かれないかもしれません。そうした落ち着いて気取らない雰囲気が好まれてなのか、あるいは吉祥寺が地元という若いオーナーさんの人柄あってなのか、店内でくつろいでいる地元の方とおぼしき客層を常に見かけます。

リュモンコーヒースタンド外観

リュモンコーヒースタンド外観

一方、リュモンコーヒースタンドはメディアに取り上げられることも多く、来街者向けの店の顔も持っています。スペシャルティコーヒーという看板文句を立地の意外さとも上手く結びつけて、このお店はこだわりを持っているぞ、と思わせることが出来ているように思います。

真夏日はテイクアウトのアイスがオススメ

店内でじっくりくつろいでコーヒーを飲むという以外にも、コーヒースタンドという名前に違わず、豆やドリンクのテイクアウトも可能となっています。豆はシングルオリジンのものを1週間程度でローテーションしていくようで、アイスコーヒーのテイクアウトを頼むと、プラスチック容器の側面に豆の産地を示すチェックがつけられていました。

アイスコーヒーの容器

アイスコーヒーの容器

テイクアウトですので、店内で飲むより100円安い500円。注文とともにコーヒを淹れ始めてロックアイスで冷やすという方法。そのため、見た目は綺麗な漆黒にはならず、くすんだ茶色に見えます。注文から10分程要したかもしれませんが、その分しっかりと豆の青々しい香りの残る、情景の見えるアイスコーヒーが楽しめました。
このあたりは、同様に吉祥寺でスペシャルティコーヒーを標榜するぷらす90℃の、予め冷やしておいたコーヒーを即座に提供するやり方とそれぞれ考え方の違いがあるのでしょう。末広通りの落ち着いた雰囲気ゆえに、コーヒーを淹れてから冷ます方法が可能になっているのかもしれませんが。

末広通りへの出店かくあるべし?

このお店の営業時間は異色で、朝7:00から夜の19:00までとなっています。なるほど、末広通りという場所では、この場所を目指して買い物などにやってくる客は皆無かもしれませんが、地元の方の出勤・帰宅途中など、あるいは繁華街が目覚めるまでの優雅な時間つぶしなど、掘り起こせるニーズはあるのかもしれません。
末広通りにこれからこうしたひねった戦略の店が集まってくれると、画一化することのない吉祥寺の街の姿を、まだまだ見られるものと期待できるかもしれません。

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コメント

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