以前当サイトにおいて、スペシャルティコーヒーというコーヒー界のいちジャンルと、吉祥寺周辺でスペシャルティコーヒーが楽しめる店を紹介した記事を作ったことがありました。
こちらの記事を書いたのは、2014年の5月。そもそもの発端は、中道通りの横道にスペシャルティコーヒーを前面に出したROASTER CAFE ぷらす90℃というお店を発見して、調べてみようとなったことです。調べてみると、ぷらす90℃の他にも2011年に末広通りに開店したリュモンコーヒースタンドなど、既存の吉祥寺カフェとの差別化を図るスペシャルティコーヒーの波が、確実に到達しはじめていると感じました。その後スペシャルティコーヒーのお店は順調に増加して、現在では以下の吉祥寺カフェまとめ記事にあるような、スペシャルティコーヒーという条件をつけてもなお選択肢がありあまる戦国時代になっています。
実はもう少し前からスペシャルティコーヒーの波が…
スペシャルティコーヒーの記事を書いた頃には、「吉祥寺でスペシャルティコーヒーを前面に出したお店は大体2011年頃からなのか…」と一人で納得していたのですが、これは少々アンテナが低めであったと反省しなければなりません。実は井の頭公園内でペパカフェフォレストの近くにあるコーヒースタンド、ブルースカイコーヒーというお店が2008年末にオープンしており、こちらのお店では早くからスペシャルティコーヒーを取り扱っていたようです。
中道通り&末広通りという元々一本だった道が吉祥寺スペシャルティコーヒーのメッカとなる前に、井の頭池の南岸からサードウェーブは押し寄せてきていたのですね。
ブルースカイコーヒーは公園の散歩のお伴に最適
そのブルースカイコーヒーの店舗。井の頭公園の散歩をよくされる方は、店の前に出されたテイクアウトコーヒーのモックアップや、立派なツタのアーチなど店舗の場所を示すモノに心当たりもあるでしょう。お店の本体は写真撮影禁止ということなので、実際に訪れてみないと雰囲気が伝わらないかもしれませんが、対面式のカウンターになっており、コーヒーの注文にさわやかに対応してくれます。場所柄外人さんも多く訪れるようで、店員さんが英語で応対している場面にもよく出くわします。
テイクアウトコーヒーはブレンドが一杯250円からと、吉祥寺にしては格安です。公園散策のお伴の販売に特化しているようで、焼菓子類にワイン、ヤッホーブルーイングの缶ビールなども販売しています。コーヒー豆の販売も行っており、豆を購入するとテイクアウトの方も割引になったり。
吉祥寺の散策にテイクアウトドリンクは欠かせない派ですが、井の頭公園内ならばこのブルースカイコーヒーか、チャイブレイクになるかなという感じですね(混んでいなければ)。スワンのラベルのコーヒー豆も、井の頭公園土産として買って帰ったら説得力があるかも。
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