新しくなった吉祥寺駅の駅ビル、キラリナ京王吉祥寺。そのオープンが間もなくとなっています。4月23日(水)にグランドオープンとなるキラリナは、京王井の頭線を利用しているとプロモーションアナウンスに出くわすかもしれません。
何しろ、京王電鉄が所有する駅ビルです。かつてこの場所に建っていたターミナルエコービルとは異なり、京王の改札口からの導線についても考慮されているはず。ターミナルエコービル。最早懐かしい響きになってしまいましたが、旧エコービルが解体され、新しいビルが建てられていくまでの写真を数点並べて、改めて感慨に浸ることとしましょう。
キラリナができあがるまでの記録
このサイトで最初に紹介した時は、まだ前のビルが解体されて間もない頃でした。エコービルについての記事でしたね。
これが丁度2年前の写真。同じ2012年の8月には、頭が駅舎を超えるようになっていました。吉祥寺駅が迷宮と化していた時ですね。
丁度一年前の2013年4月の状態が下の写真です。最上階あたりまで積み上がっています。
撤去寸前のマナーポイントの背景にあったキラリナ。今年の2月ですから、外装はほぼ出来上がっていますね。
完成後、最新状態のキラリナです。こうして見ると、再開発の最後の課題、吉祥寺駅南口駅前広場の残されっぷりが目立ちます。
この部分の都市計画が決定したのは2000年といいます。地権者との兼ね合いでズルズルと延期がされていた南口再開発を、せき立てる意味での南北自由通路開通であったのではとも考えられますね。
キラリナに入居するテナントなど
キラリナに入居するテナントは、目新しいものあり、吉祥寺ではおなじみとなったものありと様々です。スターバックスは吉祥寺で5店舗目のオープン。最早吉祥寺のスタバで待ち合わせと言っても、5箇所の可能性があり相手を混乱させてしまうでしょう。JINSはチェリーナードの店はそのまま、2店舗目の出店。今回は大々的プロモーションはありません。カレーのC&Cは順当に駅構内店舗として帰ってきたというところです。
4階に出店するjournal standardは、ファッションショップとしては吉祥寺初出店のようです。インテリアショップのjournal standard Furnitureはコットンフィールドpart1跡地に出店されていますね。
丸井吉祥寺店に一時避難していたテナントの出戻りもあります。ユザワヤは8、9階でオープン。啓文堂書店は7階に。
その啓文堂がかつてあった地階は、普通に駅ビルのデパ地下となりました。これで吉祥寺駅ビルのデパ地下を求めて来た来街者にガッカリされることもなくなるでしょう。
屋上には芝生がひかれ屋上庭園となり、北側の武蔵野を一望できるとか。北側に見るべきものがあるかどうかちょっと思いつきませんが、北口ロータリー広場でパトレイバーのような出し物がある時には、上から狂騒を眺めるのも面白いかもしれませんね。
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