井の頭池の2度目のかいぼり 11月10日より

井の頭公園の開園100周年記念事業として進められている、井の頭池から水を抜き、湖底の虫干しをする”かいぼり”。2014年に1回目が行われた際には、普段見慣れた公園の雰囲気と異なる、池の干上がってしまった湧水池公園という姿を来園者に見せつけ、大きな話題を呼んだものでした。

初となる弁天池側のかいぼり

かいぼりの目的は池の水質の改善と、外来生物の駆除です。気になるのはその効果の程ですが、何回かの写真レポートで報告を行ったとおり、かいぼり前後の水面の色の変化は顕著に感じられるものでした。

過去記事:夏の井の頭池にかいぼりの効果現わる?

前回のかいぼりの対象となったのが、井の頭弁天周辺の弁天池を除く部分。今回は池全体が対象になり、護岸工事を伴う弁天池部分のかいぼりが11月10日から2月上旬頃まで、残りのお茶の水池・ひょうたん池・ボート池の部分(前回対象区画と同じです)が1月14日から3月上旬頃までと、時間差でかいぼりを行います。
かいぼり中の池の住人の所在についてですが、前回かいぼり時には弁天池側にいけすを作って難民キャンプとしていました。今回は時間差が生じるものの池全体のかいぼりということで、住人をうまく避難誘導できるのかという前回にない心配もあります。かいぼりが成果を上げた暁には100周年を迎えた後も定期開催されると発表されていますが、池全体を対象とした大規模なかいぼりが無理なく実行できるものなのか、あるいはやはり区画毎の開催が妥当であるのか、今回のかいぼりには試金石的部分もあるのかもしれません。

公園利用者のマナーも白日の下に

前回のかいぼりで絵面的にも話題になったのは、池の底から現れた廃棄物の山でした。特に自転車が多く、それら廃棄物の引き上げはかいぼり本来の作業に支障をきたすほど手間を生じたようです。
自転車の山は公園が貯めに貯めた積年の垢であったとして、今回のかいぼりは池底をさらってからわずか2年しか経過していません。それにも関わらずまた廃棄物の山が出てくるようであれば、池の汚れはつまるところ公園利用者のマナーの問題であるということが浮き彫りになってしまい、今後の公園利用に様々な制限が出来てしまうかもしれません。
マナー啓発事業としてのかいぼりの効果も気になるところですね。今回のかいぼりも、できるだけレポートしたいと思っています。

(2015.11追記)
弁天池側のかいぼりで出てきたのは、自転車や電化製品に加えて、賽銭箱もあったそうです。しかも複数、中には”秋葉神社”と書かれたものも。当然ながら井の頭公園内に秋葉神社はありません。
賽銭泥棒の証拠隠滅手口として、木を隠すには森と弁天様のお膝元の池が選ばれたのか。

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