つけめん TETSU 三鷹店

つけめん TETSU 三鷹店

三鷹駅の総武線・東西線ホームに降り立つと、南口の側からぷんと漂ってくる鰹節の臭いに気付かされます。さらにこのホームを日常的に利用する身ならば、ますます臭いの発生源が気にかかり、それを突き止めることが義務のように感じられます。ということで、多少店側の宣伝戦略に嵌った感はあるものの、三鷹駅併設のつけ麺TETSUへと足を運びました。

つけめんTETSU三鷹店店構え

三鷹駅併設のつけめんTETSU

店の前にはタッチパネル式の食券機があり、そこで客が注文を決めるシステムになっています。最近のラーメン店のようにメニューのヴァリエーションが多く、スープの違いに加えつけ麺、トッピング、盛り、サイドメニュー等々を一つの食券機で選ばせようとするには、余程練られたインターフェースがないと客側が混乱してしまうのではないかと思いますが、案の定この食券機も初来店の私には解りづらく、注文に数分を要してしまいました。もっとも旧来の食券機が多次元のメニュー構成に向いていないのは確かですので、そのうちラーメン屋の食券機もスマートフォンのような音声認識になるかもしれません。

今回はつけめん750円あつもりを頼みました。

つけめんTETSU あつもり

つけめんTETSUのあつもり

あつもりの麺は薄い鰹だしの中に浸かっています。個人的な好みですが、つけめんの麺にはスープに浸けずに噛み締めても漂う麦の香りと甘みといったような、わかりやすいものを期待します。こちらの麺は香り、コシとも主張控えめですが、スープと交わっても表面のツルツル、シコシコ感が残るということを重視しているのではないかと思います。太さについても、すすることのできる太さという基準で選んでいる可能性はあります。その点が、ガッツリとしたつけめんを食べたいときには不満足となりますが、飲んだ後のシメなどにはスルスルと胃に入るので好都合かもしれません。

スープは少し甘い印象もある魚介系で、荒々しさはありません。有名なこの店の趣向として、冷めてきたスープに焼き石を注文して温め直すことができます。この焼き石の効果は覿面で、スープの温度が煮えたぎるまでに回復します。再沸騰後のスープは焼き石によって焦がされるということもあり、味に少々アクセントがつくのも面白いところです。

総評ですが、このお店は立地に適ったものを出しているという印象です。三鷹駅を利用する人間が探す努力をせずこのクオリティのつけめんを食べられるというのは、なかなかに優遇されていると考えて良いのではないでしょうか。おそらく、なくなったら不便を感じるようになるであろう店の筆頭です。”名店の地方展開”以上のポジションを狙えると思うので、三鷹店独自メニューなどの展開をこっそり期待しておきます。

スポンサーリンク