広域吉祥寺圏にクラフトビールが飲めるお店が増えてきましたね(定型文的挨拶)。
クラフトビールは、いまやビールを専門に扱う店まで出向かなくても通常の飲食店で飲むことが出来る、そんな時代になっています。そうすると新規に開店するビアバーとかビアパブは、通常の飲食店との差別化のために取り扱いビールの種類の多さを売りにして、差別化を図るようにしないといけません。賃貸住宅の1階部分にあるようなビアパブが8タップを揃えていたり、ピッツァの専門店っぽいのに余技的に31タップを揃えていたり、まだ当サイトで紹介していないけれども琉球チャイニーズのお店が30タップを揃えていたり。クラフトビールを冠したお店をやっていくには、もはや半端な数のタップ数では訴求できなくなってきたのかもしれません。
三鷹駅北口で13タップ さぞかし大規模店!
さて今回紹介するお店は、三鷹駅北口から徒歩4、5分のところにあるビアパブです。開店が2016年の7月ということで、タップ数もたっぷり13タップ。開店のニュースが飛び込んできたときには「三鷹に13タップの大規模店がとうとうできるのか」と思わず身を乗り出したものです。
さてその大規模店が、三鷹駅北口のどの辺りに出来たのか。武蔵野タワーズ辺りだろうか?
違います。三鷹の13タップ店はひっそりと線路脇の2階建店舗の上階に出来ていました。営業中で看板が出ていないと絶対に気付かない!
飲兵衛に気付かれることを拒んでいるのでしょう。
生ハムとかドライフルーツとかのつきだしが無料
店内は10名くらい入れるのかな?といった感じです。結構お若い(あるいは、お若く見える)方が店主をやっておられまして、ビールのラインナップも店主オススメのSchooner EXACT brewingを中心として結構レアなものを入れている可能性が高い。ビアパブの入門者が扉をくぐる店というよりは、クラフトビール好きが行き着くお店というような感じでしょうか。
それでもクラフトビールの入門者解脱者両方に嬉しい仕組みとして、なんとつきだしの生ハムとかドライフルーツとかをとりあえず無料で出してくれるというところがあります。生ハムは勿論原木から削ってくれます。そんな小粋な計らいを味わうと、ついつい頼むビールを多めにして報いてしまいますね。
しかもフードまで持ち込み可能とか。ますます、ビール好きが気に入ってしまうお店といった感じです。吉祥寺の本当に大規模なクラフトビール専門店に疲れたら、その足で流れ着きたいですね。
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