渋谷区 STREAMER COFFEE COMPANYでDRAFT NITRO

DRAFT NITRO ICE COFFEE その他のエリア
DRAFT NITRO ICE COFFEE

武蔵野三大湧水池エリアを扱う当サイトですが、今回の記事は全く関係のない、渋谷エリアの情報になります。何故急に対象エリア外の記事を書くことになったかというと、ひっそりと更新を続けている広域吉祥寺圏のカフェまとめページの見出しとして、井の頭公園エリア、善福寺公園エリア、石神井公園エリアの他にその他のエリアという見出しを用意してしまっていたことに気付きまして。当サイトが三大湧水池エリア内の店舗だけ紹介する限り、その他のエリアの見出し以下は永遠に”準備中”のまま埋まりません。ということで、うっかりミスをカバーする意味合いもあって、エリア外のカフェの紹介にも手を出すというわけです。

STREAMER COFFEE COMPANY SHIBUYA

渋谷区のSTREAMER COFFEE COMPANY。フリーポアラテアートの世界チャンピオン称号を2008年に獲得された方がオープンされた店舗ということで、ちょっとした有名店です。テナント出店が主体のSTREAMER ESPRESSOの店舗も含めると、国内に20店舗以上も支店があります。渋谷駅を北に少々歩いた所にある渋谷店は、2010年にオープンしたSTREAMER COFFEEの第1号店となっており、国籍や年齢を問わず多種多様なコーヒー好きが集う店となっております。

STREAMER COFFEE COMPANY SHIBUYA

ラテアートの伝道師として以外にも、シアトル的カフェ文化の伝道師というコンセプトが垣間見えるお店で、ガラス張りの入口から入ると真正面にカウンターがあり、店内コンクリートむき出しの壁にはTシャツやスケートボードなどが無造作に飾られているなど力の抜けたお洒落感があります。店内の狭さ(サイドからせり出している客席の間をぬってカウンターに向かう感じです。常連の方も多そうで、一見客に対して客席からの視線が少々痛い)を除けば、シアトル的なサードウェーブカフェと言えるのではないでしょうか。

入口部分。店先にもテーブルを出しています

入口部分。店先にもテーブルを出しています

そもそもニトロコールドブリューを渇望して

STREAMER COFFEE SHIBUYAに足を運んだ理由の一つ、それは国内でニトロコールドブリューを2016年から提供している数少ない店である(現在でも数は多くないですが)からです。ニトロコールドブリューというのは、生ビールをクリーミーな泡とともにサーブするため使用する窒素ガスサーバー(ギネス社製)を使って淹れたアイスコーヒーです。都会では夏のシーズンに向けてこのニトロコールドブリューを提供する店が増えてきましたが、吉祥寺ではというと、コピス吉祥寺に4月オープンしたUNISON TAILORで一瞬登場し諸事情で引き上げられたきり目にすることがありません。
STREAMER COFFEEのニトロは”DRAFT NITRO ICE COFFEE”という名称で、また同様にクリーミーな泡のラテ”DRAFT NITRO ICE LATTE”もあります。7月1日から9月30日までの夏季限定提供。ラテも迷いましたが、通常のニトロの方を注文しました。

DRAFT NITRO ICE COFFEE

DRAFT NITRO ICE COFFEE

そもそも、アイスコーヒーの方は通常提供と同じ物を使っているので、窒素ガスを加えたことにより飲み物として劇的な違いがあるわけではありません。つまり、爽快感的なものはありません。
ただ、きめ細かな泡が立っていることで、飲み始めにまろやかな口当たりがあり、結果サードウェーブ系の店で出てくる香りや酸味、苦味の主張の強いコーヒーの口当たりの悪さが軽減されます。特に夏場に飲むアイスコーヒーの一口目として、ニトロのような仕組みは理にかなっているのではないかと感じます。もっと採用する店が増えて欲しい。

改めて感じる、渋谷という街の極端さ?

ニトロコールドブリューに満足して帰路につきましたが、驚いたのはこの渋谷という街に、カフェやコーヒースタンドが本当に30mに1店くらいの密度であるということです。吉祥寺にもスペシャルティコーヒーの店を筆頭としてコーヒー専門店の出店が増えてきましたが、渋谷はそれに輪をかけてコーヒーだらけです。
吉祥寺はすっかりコーヒーの街になっていると、どこかで言及しようと思ったことがありますが、渋谷を見るとまだまだ。ニトロコールドブリューの進出についてもそうですし、流行物の導入については一段劣ります。ただ、こうして渋谷に竹の子族のごとく現れたコーヒースタンドが流行が沈静化して以降も定着を続けるのかというと疑問でもあり。吉祥寺は現在のようなペースで、飽和しないかたちで流行を受け入れる街であって欲しいという思いを改めて抱くのでした。

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