2018年の、少し見頃を過ぎた桜の追跡。出発地の井の頭公園から随分と北上をして(武蔵野市役所前の桜並木を通過したりして)、武蔵関公園までやってきました。
武蔵関公園のお得なボートと桜
というわけで、武蔵関公園です。この武蔵関公園は武蔵野三大湧水池に含まれないものの、自然の湧水を中心に地元住民によって”若宮遊園”として整備され、後に東京市を経て練馬区へと管理が移された公園です。”関の溜”というかつての灌漑用貯水池としての名称もあります。
人の手を加えられて出来た池である事をあまり隠さない、コンクリートや鉄製の人工的な護岸が目立ちます。これはこれで雰囲気があって良いのです。
武蔵関公園は武蔵野三大湧水池と比べてボートの料金が安い。桜と池を画面に収めたインスタを狙うならば、それらの池に比べて意外な穴場となるのではないでしょうか(人も少ないので、ボートに仰向けで自撮り棒で撮影していて水葬か何かと間違えられる可能性も少ないでしょうし)。
武蔵関駅付近の西武新宿線車窓から見えるあの桜
昨年もこうして武蔵関公園と武蔵関駅付近の桜をセットにして桜レポートを書いたのですが、結果今年の花見時期にその記事へのアクセスが群を抜いて集中していました。何故か、と考えてみると西武新宿線の車窓から見える桜なので、電車に乗っている退屈な時間に車窓からいままさに見えたものを検索する人が多いのでしょう。
その桜を動いていない方の地面から。線路との間には石神井川が流れています。
ここに植えられた桜は全て石神井川の方に枝垂れています。その壮観なさまは電車から降りて一度じっくりと眺めてみる価値がある。
現実感のない桜の花が人工的な護岸と意外に合います。護岸にボテボテっとした桜の花の塊の影が映るのも素敵ですよね。絵画の題材に良さそうな。
ときたま傍らの線路に電車が通ります。昨年レポートをした際にはあまり撮り鉄の方はいらっしゃらなかったのですが、今回はチラホラ見かけました。快晴度の問題とかでしょうかね。
撮影時刻にちょうど通過した電車の車内で、写真撮影をひたすらしまくる気持ち悪い人影があると話題になってなかった事を望みますが。
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