ハモニカ横丁 三鷹にできるとな

ハモニカ横丁 ミュンヘンの野菜販売 グルメ
ミュンヘンの野菜販売
ハモニカ横丁ミタカ 予定地

吉祥寺ハモニカ横丁の再生で株式会社VICが躍動しているという事は、以前の紹介記事で書きましたね。建物を一度壊してしまうと再び建てる場合に現行法が適用されてしまい、手狭になってしまうであろうテナントをうまくリユース。横丁一帯の店をほとんど所持する事によって、道までもがテナントスペースであるかのように思わせてしまうという再生手法はかなり見事なものと感じます。

そんなハモニカ横丁ブランドを看板としてしまった株式会社ビデオインフォメーションセンターですが、今度はそのブランドを展開させる一手に出ました。新たなハモニカ横丁の進出先は、吉祥寺ブランドの影響圏筆頭である三鷹です。

ハモニカ横丁ミタカという名称になるそのスペースは、かつてビジネスホテルが使っていた土地、建物とのこと。8店舗ほどの入居が計画されているそうです。

ハモニカ横丁ミタカ出店のニュースは、このブログで眺めてきた、吉祥寺的な出来事をいろいろ想起させます。

まず、吉祥寺ブランド圏いまだ死せずという明るいニュースであるという事。三浦屋のいなげやによる買収ニュースで書いたとおり、確かに吉祥寺の影響圏というものは東西南北に存在するのです。

そして、今回のハモニカ横丁ミタカが、いせやにおける仮店舗の位置付けに等しいのではないかということ。つまり、本来のハモニカ横丁のハコの寿命が刻々と迫っていて、リニューアル期間のお得意様の受け入れ先、としてハモニカ横丁ミタカの出店の意味があったのではないかと。

耐震性基準を金科玉条とするなら、もはや昭和の名残は一つ残らず払拭するのが正しいに決まっているのです。

まあ、そんな仮定の話をしても仕方が無いので、吉祥寺ハモニカ横丁でふと見かけた面白い光景のスナップでも。

ハモニカ横丁 ミュンヘンの野菜販売

ミュンヘンの野菜販売

ミュンヘンが無人野菜販売所に

三鷹・武蔵野の地場産野菜です

無人販売所兼お惣菜バイキングの店と化したビアホールミュンヘンです。最早ミュンヘンでも何でもないですね(笑)
ハモニカ横丁ミタカでも、積極的にスペースの昼間活用に取り組むそうです。三鷹ブランドが台頭して(特快も止まりますしね)ハモニカ横丁も三鷹が本家のようになったら面白そうです。

コメント

  1. […] ハモニカ横丁ミタカの紹介記事も参照。 […]

  2. […] さて、月窓寺に戻ります。このように順調な発展を遂げ、現在では公示地価の高さが有名になった吉祥寺の街ですが、サンロードやハモニカ横丁といった辺りの土地の所有者は、依然として月窓寺のままです。この月窓寺の土地を昔から借りていた商店主が、新たに吉祥寺で店を開きたいというオーナーに又貸しをして…というような構造になっているため、結局吉祥寺で店を営んでいくというのは多大なるコストにつながるのです。そして、新たに店舗を立て替えする場合は建築承諾料を月窓寺に支払わなければならない。この辺りが、ハモニカ横丁の再生プロジェクトでは垣間見え、JINSの吉祥寺プロモーションでは戦略の中核となりといった吉祥寺事情です。 月窓寺が吉祥寺を掌握していることには、良い面もあります。吉祥寺で新規店舗開業しようとする人の傍らで、いきさつを眺めていた事がありますが、最終的に土地のオーナーである月窓寺の意向は絶対ということで、かなり厳しく利用の条件が出されていました。まさに、隅々まで目を光らせているということなのかもしれません。 […]

タイトルとURLをコピーしました