先週末、吉祥寺と西荻窪の商店街では秋まつりが行われ、神輿が街を賑やかしていました。どちらの秋まつりも、昨年は2日目に台風が襲来し、不完全燃焼に終わったというもの。今年は無事両日とも実施されましたね。
ということで、吉祥寺と西荻窪それぞれの秋まつり、神輿の写真を中心にして紹介してみたいと思います。
吉祥寺秋まつり
吉祥寺の秋まつりは、商店街の神輿が通りという通りを移動し、時には神輿同士のすれ違いもあり、と華のあるものでした。多数の神輿が思い思いの方向に動くさまは、上空から眺めればきっとビデオゲームの”パックマン”のようであったに違いありません(笑)。
主役というか、秋まつりの主賓というべきなのか。武蔵野八幡宮の神輿は街の何箇所かで”休憩”し、その場を通りかかる通行人に姿をお披露目していました。
アーケードを歩いていても、予期せぬ神輿の行列に出くわします。こちらは中道通り商店会の神輿行列。
平和通り商店会の神輿は、500キロ超の重さとか。
一転して最軽量ではないかと思われるのが、ハモニカ横丁の手作り子供神輿。狭いハモニカ横丁を通ることが出来る神輿ということで、かわいらしい子供神輿になったのだとか。
祥南会は吉祥寺駅南口から井の頭公園にかけての商店街だそう。吉祥寺南北自由通路を使ってのショートカットは可能なのでしょうか。
サンロードからはるばる駅前までやってきた神輿です。パレードでは毎年先頭。秋まつりの始まりはサンロードと平和通りが連合で神輿を出したことだそうです。
奥に見えるのが大正通りの神輿です。青い半纏が格好いい。
子供神輿ももちろん立派な参加神輿です。
さて、今年の秋まつり紹介記事の中で少し触れた、市指定無形民俗文化財のむさしのばやしですが、実際に演奏している場面を見ることが出来ました。なかなか個性的なピッチの演奏に感じられましたが、本来そういうものなのであるのかは判断がつきません(笑)。
神輿で賑わっている界隈から外れ、中道通りの吉森電気商会さんの店舗には、設計から組み立てまで全て商店街の手作りという中道通りの神輿が飾られていました。次代の神輿に譲って、現在は引退済みということになるのでしょうかね。
西荻窪秋まつり
所変わって、西荻窪の秋まつりです。紹介記事で触れた通り、荻窪八幡宮の例大祭と同じ日程で行われるため、荻窪方面ではより賑やかな祭が見られたでしょう。でも、それによって西荻窪がもぬけの殻というわけでもありませんでした。街中に神輿が散在します。
松庵稲荷神社など、同日にやはり祭を行っていた神社もありました。撮った神輿のうち幾つかは神社のものなのかもしれません。
西荻窪の秋まつり名物である、アイツはどこにいるのでしょうか。本来の居場所を見上げると、不在であるのが気にかかります。
駅前の目立つところに出張っていました。久しぶりの地面の感触を確かめて、ご満悦の表情に見えます。
この象が狭いアーケードの中に、綱で引っ張られます。車の幅に対してアーケードの幅がギリギリなので、何度もつっかえながら通っていく象。ラクダを針の穴に通す方が簡単なのではないでしょうか。
アーケードの屋根に吊るされたピンクの象を、1年に1度地面に下ろし、引っ張ってアーケードをくぐらせる。確かにこのナンセンスさには、ほのかに聖性を感じないこともありません。
コメント