丁度4ヶ月ほど前のこと、吉祥寺駅の南北通路が開通するということで、吉祥寺の街を挙げて行ったパレードイベントが話題になりました。全国的なメディアにおける紹介では、パレード自体よりも実物大パトレイバーのデッキアップの方に注目が集まっていましたが、吉祥寺に関係する人々が練り歩いたパレードの方も大変賑わっていました。
パレードに参加した象のはな子
パレードの賑わいに一役買ったのが、武蔵野美術大学吉祥寺校の学生が制作した「はな子」のハリボテです。親はな子と子はな子の2頭が制作され、車に乗せて街中を引き回されました。イベント終了後、このハリボテがどうなったのか、よもや某所のようにアーケード商店街に吊るされて保存されたのではないかと気になっていたのですが、実物はな子のすぐ側にある井の頭自然文化園彫刻館で展示保存がされていたようです。
吉祥寺PARCO はな子’s CAFE
さて、自然文化園でのはな子の展示保存は本来5月いっぱいの予定であったようですが、吉祥寺PARCOから延長保存の要請があり、8月まで展示期間が延びました。というのも、パレードの終了後自然文化園側にコラボレーションイベントのもちかけをした吉祥寺PARCOが、8月に行われる予定のイベントで是非はな子のハリボテを展示したいと希望したからです。
コラボレーションイベントであるはな子’s CAFEは8月7日(木)より8月24日(日)まで、PARCOの7階フロアを使って開催中です。そのPRのため、1階メインエントランスに派手に飾られた子はな子が鎮座しています。子はな子は子供達による色とりどりの紙を使ったボディメークがされており、どことなくPARCOのイメージにもピッタリです。
そしてイベントの行われている7階フロアでは、実物はな子の歴史が分かる写真が装飾として使われていたり、カフェでははな子にちなんだメニューが提供されていたり。はな子ファンに楽しいイベントと言えるのではないでしょうか。
この吉祥寺PARCOのコラボレーションイベントのために”延命”したハリボテはな子ですが、その後も保存や展示がされるのかは分かりません。あるいは今回のイベントで見納めとなるのかもしれませんが、実物はな子にあやかった、このような企画がまた出てくることに期待したいところですね。
コメント