2018満開の桜@三鷹駅周辺〜桜通り

桜通りはずっと続く 見頃に来たかった 三鷹駅
桜通りはずっと続く 見頃に来たかった

前回の桜レポート記事では、井の頭公園を出発して玉川上水を三鷹駅まで”風の散歩道”と呼ばれる小径に沿って追っていきました。そしてその結論は、風の散歩道沿いの桜は公園の桜が満開になる前に見るものだ、と。

2018桜散り始め@井の頭公園西園〜風の散歩道
前回の記事では井の頭池周辺の桜レポートを行いましたが、今回は池のエリアから階段を上がった御殿山の辺りから始めたいと思います。既に書いたことですが、桜はもう散り始めていて週末には葉桜の可能性が高い。急げ、急げ。 御殿山から井の頭公園西園...

それならば、中央線の線路を跨いで三鷹駅北口方面に延びている玉川上水の桜も、同様に早い見頃を終えてしまっていると思ってよいのでしょうか。疑問が湧いたので、検証のためすぐに行動です。

三鷹駅北口から玉川上水沿いの道、そして”桜通り”

三鷹駅の北口側。ドラマ版『孤独のグルメ Season2』に登場していた立ち食い蕎麦や、さとうが閉店してしまっているのを寂しく眺めつつ。

駅左手から玉川上水が始まります。勿論こちらが上流側ですが

駅左手から玉川上水が始まります。勿論こちらが上流側ですが

コンパクトな桜並木が出来上がっていますね

コンパクトな桜並木が出来上がっていますね

この桜並木は、風の散歩道以上に散り始めてしまっている印象。やはりコンクリート舗装で交通量が多いところなど、都心部により近い開花日程なのかもしれません。
三鷹通りとの交差点。ここに通りの名前が記載された標識があって、今歩いている道が”桜通り”という名称であることが分かります。

桜通りの名に恥じない桜並木

桜通りの名に恥じない桜並木

ちなみに当地をほんの数週間前に撮影した写真がこれです。

3月上旬頃の撮影

3月上旬頃の撮影

この数週間で(春分の日などもはさみ。まあ春分の日は寒かったですけれども)一気に季節が冬から春になり、オーバーランして夏になりかけていることが分かると思います。

桜通りの標識

桜通りの標識

桜通りはずっと続く

桜通りはずっと続く

桜通りはずっと続く 見頃に来たかった

桜通りはずっと続く 見頃に来たかった

桜並木も見て楽しめますが、左手の玉川上水の土手も面白いですよ

桜並木も見て楽しめますが、左手の玉川上水の土手も面白いですよ

車通りも減ったこの辺りは一応見頃?

車通りも減ったこの辺りは一応見頃?

桜通りのトラップ そして武蔵境方面へ

しばらく進むと、”けやき橋西”という信号で道が二股に分かれます。二つの道の内片方が引き続き桜通りとなり、もう片方はひたすら真西に進んで小金井の学芸大キャンバスまで続きます。さて、写真の分岐のうちどちらが桜通りでしょう?

けやき橋西信号

けやき橋西信号

正解は勿論左側です。簡単な問題でしたね…とはならず。一見左側が正真正銘の桜通りに見えるのですが、桜の咲いていない右側が実は桜通りです。1人くらいはひっかかってくれたかな。
ちなみにこの場所も3月上旬に写真を撮影してあります。実は今回桜通りをレポートの題材にしようと思ったのは、3月上旬にフラフラ散歩をした際にこの桜の名所っぽい通りの名前に気付いていたからなのですね。

3月上旬の桜通りトラップ

3月上旬の桜通りトラップ

トラップを無事にやり過ごして、ふたたび桜通りを進みます。

間違い選択肢を横目に。どこをどう見てもこれが桜通りである筈がない!

間違い選択肢を横目に。どこをどう見てもこれが桜通りである筈がない!

桜通りを入ってすぐの所に野鳥公園があります。

桜通りを入ってすぐの所に野鳥公園があります。

野鳥公園前は水仙が綺麗

野鳥公園前は水仙が綺麗

少し入ると見頃を過ぎてしまった桜が

少し入ると見頃を過ぎてしまった桜が

綺麗なモクレンの花

綺麗なモクレンの花

モクレン属の花は、暖かくなって風が吹いたりするとボトリボトリとダイナミックに花びらが落ちていってしまうので、見頃がすぐに終わってしまうのではないかと心配になりますね。花言葉の一つは「持続性」だそうですが。

桜通りの葉桜

桜通りの葉桜

よう、元気でやってるか?とでも言いたげな水仙

よう、元気でやってるか?とでも言いたげな水仙

ここが玉川上水ということは、昨年12月23日にNHKで放映されたブラタモリ吉祥寺回でも解説されていた、玉川上水を底辺とした細長い短冊状の街割りについて意識をしてしまいます。確かにこの桜通りから北側を眺めると、街割りを区切る直線の道がよく観察できます。

凄く分かり易い!

凄く分かり易い!

途中の西久保公園。ここは公園内にも桜の樹があって花見スポット感があります。こちらも3月上旬の寒々しい写真と比較してみて下さい。

3月上旬、西久保公園を臨む

3月上旬、西久保公園を臨む

まあこれでも植物が芽吹いている図なのです。

まあこれでも植物が芽吹いている図なのです。

それがいまやこうなって…

それがいまやこうなって…

こうなるのです。桜の名所!

こうなるのです。桜の名所!

ふたたび足下に目を転じてみましょう。そこにも春の訪れを告げる植物が。

鮮やかに咲くチューリップ

鮮やかに咲くチューリップ

ハナニラとチューリップ

ハナニラとチューリップ

こちらにもシャガの花

こちらにもシャガの花

大通りにぶつかりました

大通りにぶつかりました

新武蔵境通りとの交差点に差し掛かりました。記事が長くなったので、桜通りのレポートは一旦ここまでを区切りとしましょう。

次の記事はこちら。

2018満開の桜@桜通り〜境浄水場
見頃を過ぎかかった桜のレポート、三鷹駅北口から玉川上水沿いの桜通りを歩いて、新武蔵境通りへと打ち当たったところです。 この区切りの良さそうな場所で桜通りは終わりなのか、と思いきやまだまだ先に続いているようです。今回はその辺りを...

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