今年の桜は、平日に合わせて満開になり、週末になると既に見頃を終えてしまっていたという印象です。お天気の方も、平日に晴れ間があったものの週末は雨が多く。朝から花見の場所取りをされていた方も、さぞや大変だったでしょう。
井の頭公園の桜。今年はなんと言ってもかいぼりの後ということで、例年の桜とは異なった光景が見られるという期待がありました。かいぼりによるメディアへの露出も多かったためか、花見の人出も多かったように感じます。
嵐の後の桜は、所々に歯抜けもありました。
気になる点、かいぼり後の花見の光景の違いです。以前紹介したいのきちさんのかいぼり総括では、やはり大雪の影響で池底の天日干しというプロセスができなかったこともあり、あまり成功とは言えないかいぼりであったとのこと。たとえば水面から池底が透けて見えるというような、劇的な変化は見られませんでした。
これはほぼ気のせいというレベルかもしれませんが、水面が日の光を反射する面積が大きくなったような気もします。より写真映えするようになったと言いますか。
かいぼりは開園100周年の2017年に向けてまだ数回実施される予定です。中途半端に綺麗になった現在の井の頭池の姿も貴重なのかもしれませんね。
コメント
[…] 2014年の桜が、どうも週末を嫌って咲く桜であった、ということは井の頭公園の桜のリポートで触れました。どれほど週末を嫌っていたかというと、花見の宴に突然冷や水を浴びせかける程です。というわけで、善福寺公園の今年の桜リポートは、春の嵐の中に咲く桜の姿が中心となります。 […]