2022満開で無欠の桜@石神井公園

A地区野球場横の桜 石神井公園
A地区野球場横の桜

桜が咲いている光景を見て人の心の中に去来する感情はそれはもう様々でしょうが、満開になったばかりの桜が風に吹かれて花びらを一片も散らさず堂々と揺れている姿というものには、よく言われる桜のイメージである儚さよりもむしろ力強さを感じざるを得ません。今回の桜レポはそんなタイミングを捉えて、次のスポットである石神井公園へと赴きます。

三宝寺池側の桜

石神井公園の2つの池のうち人工池でない方、三宝寺池です。石神井公園に南側から入園するときは大抵石神井氷川神社の参道を通って神社にお参りしてから入ることが多いのですが、今回はあまり使うことのない西側の、弁天さまの鳥居がある口から入りましょう。

厳島神社(弁天さま)鳥居。桜の咲いた枝が迎えてくれます

厳島神社(弁天さま)鳥居。桜の咲いた枝が迎えてくれます

弁天さまの周囲にも桜が

弁天さまの周囲にも桜が

武蔵野三大湧水池ではどの池にも弁天さまが居ますが、お社の名前は三宝寺池が厳島神社(と、穴弁天なら宇賀神社)、善福寺池が市杵島神社、井の頭池が弁財天とそれぞれ個性?を出していますね。明日職場で自慢できるムダ知識です。

例年のレポートでは散り始めの姿を捉えていることも多い、野趣的な藤と同居する野趣的な桜の姿です。

おばけのような桜

おばけのような桜

この場所に照姫まつりの時期になると野趣的な藤が咲き誇るのですが、そういえば照姫まつりは時勢柄ここのところ開催できていません。今年無事開催されるとなれば日程は4月24日(日)になるそうですよ。

A地区野球場周辺の桜

例年であれば花見客のシートがちらほら見受けられても良いはずの野球場周辺。桜は満開になっていますが、その場に止まらないお花見を敢行するチラ見スタイルが主流になっています。

A地区野球場横の桜

A地区野球場横の桜

武蔵関周辺の桜は石神井川開渠に枝垂れていましたが、こちらの桜はグラウンド側に枝を力強く伸ばしています。

枝はいずれどこまで伸びるのでしょうか

枝はいずれどこまで伸びるのでしょうか

人工物に拘束されることを拒んで腕を伸ばしている妖怪のようで、桜の美しさは本当にキレイとコワイのギリギリのバランスの中にあります。

石神井池の桜

人工池である、石神井池の方に向かいます。石神井池の南岸はメタセコイアやラクウショウが立ち並ぶ林になっているのですが、桜の見所といえば北岸の遊歩道沿い。桜の樹がずらりと並びます。

撮影時の天気が良くなかったのが悲しい

撮影時の天気が良くなかったのが悲しい

中の島を後景にパチリ

中の島を後景にパチリ

三代湧水池満開桜の枝垂れ対決。石神井公園からのエントリーは石神井池のここの桜ですね。

石神井池はボート池でもあるので水上からアプローチすることもできます

石神井池はボート池でもあるので水上からアプローチすることもできます

隣の松の木と張り合って枝垂れています。どこまで伸ばせるかのチキンレース。

器用な生え方です

器用な生え方です

柳も新緑を見せてくれて春の喜びを感じます。柳は水墨画を連想できるためこのくらいのどんよりとした天気の方が似合っているのかもしれませんね。

石神井池の柳

石神井池の柳

東側に向かって、はるか遠景にスワンボートを眺めます。暖かい季節はもうすぐそこに。

撮影中このあたりで雨が降り始めてきました(ちなみに)

撮影中このあたりで雨が降り始めてきました(ちなみに)

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