テーマ別対決!!! 貸しボート

善福寺公園のボート テーマ別対決!!!
善福寺公園のボート

普段どうにも忘れがちなことなのですが、このサイトの主旨は、武蔵野三大湧水池を対決により盛り上げていこうというものです。対決記事が無いのなら、サイトの名前から「vs」を取り外さなければなりません。一年に一回のペースが板についてしまっている対決記事ですが、今回のテーマは、「貸しボート」です。

桜の季節が目前。貸しボートが解禁

実は、今回の対決テーマが貸しボートになったのは、三大湧水池の内の2つ、井の頭池と善福寺公園上の池のボート解禁タイミングが重なったからです。井の頭池の場合、基本的にボートは通年解禁しているのですが、今年はかいぼりの関係上、一旦営業を停止していました。再開となったのが、3月21日です。
善福寺公園上の池のボートには、毎年冬期休業期間があります。12月1日から休止していたボートが解禁になったのが、やはり3月21日。こうして今シーズンの3園のボートが揃って営業となったわけです。

なにより都市伝説が有名 井の頭池ボート

井の頭公園のボートは、先程も書きましたが基本的に通年営業です。ボート乗り場は七井橋と狛江橋が渡された、井の頭池の中程の小島にあります。

井の頭公園ボート場

通常の手こぎ式のボートが600700円/最初の1時間 + 延長30分毎300円。足で漕ぐサイクルボートが600円/30分。なんといっても目立つスワンボートが700円/30分となっています。

(2023.3月追記)
現在の料金体系は、通常ボート30分500円、サイクルボート30分700円、スワンボート30分800円です。
通年営業ですが12月〜2月の冬季は水曜日が定休日となっています。

井の頭公園の弁天に絡んだ都市伝説は以前このサイトでも紹介しましたが、もう一つ、伝説ではないマメ知識として、「スワンボートに一話だけオスがいる」というものもあります。
通常のスワンボートがまつ毛の立ったつぶらな瞳をしているのに対し、オスのスワンにはまゆ毛があります。オススワンを指定して乗り込むことはできないので、当たったらラッキーくらいに考えておきたいところです。

井の頭公園ボート乗り場

井の頭公園ボート乗り場

かいぼり中はこうなってました

かいぼり中はこうなってました

縁切り伝説については、まあ試しに3〜4時間程乗り回してみれば、必然話題は別れ話になってくると思いますよ。

白鳥はいません 善福寺公園上の池ボート

秘境の公園である善福寺公園のボートは、冬期を休業期間とした季節限定営業となっています。そもそもボートが不足しているところは見た事がありませんので、桜の季節でも比較的競争率は低いと思われます。
ボート乗り場があるのは上の池で、二つの池の真ん中を通る道路から、上の池側に入ってすぐのところに受付があります。

善福寺公園上の池ボート乗り場

通常の手こぎ式のボートが600700円/最初の1時間 + 延長30分毎300円。サイクルボートが600円/30分。スワンボートはありません。

(2023.3月追記)
現在の料金体系は、通常ボート30分500円、サイクルボート30分700円、パンダ&コアラボート30分800円です。
冬季休業は変わりませんが、土・日・祝祭日のみの営業となっています。

パンダ&コアラボートって何???と疑問を抱いた方はこちらの記事へ。

善福寺公園のボート

善福寺公園のボート

ボートによる恋人の破局に弁天の嫉妬が絡んでいるのだとしたら、弁天堂の最も近くまで行くことの出来る善福寺池は効果が大きいと思うのですけれど。まあ、いずれ対決記事のネタに上げようと思っている話題ですが、弁天堂でなく市杵嶋神社であることが関係しているのかもしれません。

ボート池のためのボート池 石神井池ボート

石神井公園の石神井池は、純粋にボート池として三大湧水池の三宝寺池とは別個に造成された池です。したがって武蔵野の自然の中を漕ぐというよりは、ボートを楽しむことがメインになります。事務所は売店・飲食処(パークス)に付属して、池の東端にあります。

パークス石神井店

通常の手こぎ式のボートが520円/30分または720円/60分700円/最初の1時間 + 延長30分毎300円。サイクルボートが620円/30分600円/30分。スワンボートが700円/30分となっています。通年営業ですが、木曜が定休日であることに加え、冬の季節(12〜2月)は土日祝のみ営業となっているので、やや注意が必要です。

(2023.3月追記)
現在の料金体系は、通常ボート30分500円、サイクルボート30分700円、スワンボート30分800円です。

パークスとボート乗り場

パークスとボート乗り場

石神井池の船着き場

石神井池の船着き場

ボート池が広く遠慮せずに漕げるのは勿論、奇妙なアーチ橋をくぐることが出来たり、なかなか愉快です。池の周囲には柳が多いですが、桜の樹も申し訳程度にあります。

ボート対決まとめ

対決になったのかどうかはわかりませんが、まとめます。まず、いつ行っても比較的やっているのが井の頭公園。カップルが多そうなのも井の頭公園。満開の桜を眺めたい場合も井の頭公園。ただし、縁を切っても良い人と乗りましょう。伝説の継承にはぜひご協力下さい。
石神井公園は、広い池でボートを楽しんで汗をかきたい場合にはうってつけです。ただし料金が少し高めです。
善福寺公園は営業期間が短く、スワンボートもありません。桜の季節には、そこそこ花見ボートを楽しめます。しかし何と言っても、善福寺公園のボートには睡蓮というキラーコンテンツがありますので、花見の季節だけでなく初夏の来園も検討してみて下さい。

(2015.3追記)
ボートの利用料金を消費税8%適用後の値段に直しました。比較部分は旧価格で書いているので、ご容赦を。

コメント

  1. […] ボート料金は、公園の公式ページ表記に一部間違いが。サイクルボート料金は30分600円。こちらの記事にまとめています。 上の池、下の池と序列を感じさせる名前がつけられていますが、桜や睡蓮の見頃の季節には下の池がより輝きます。 […]

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