中道通り 吉祥寺西公園

地価の高い吉祥寺ですが、街には不思議と公園が数多くあります。公園が気に入って吉祥寺に引っ越してきた方が多いからなのでしょうか。

吉祥寺西公園

ここのところ中道通りを取り上げることが多いですね。中道通りは吉祥寺の中でも、ハマる人の多い不思議な通りで、少しご無沙汰のあとに訪れると、知らない間に新しい面白い店ができているという事が多く、全く油断のならない通りです。
吉祥寺通りからアーチをくぐってしばらくは、店舗面積の小さい店が雑然と並ぶ賑やかな雰囲気です。それが三鷹方面に歩を進めると、段々と住宅が増え、落ち着いた雰囲気に様変わりします。今回紹介する吉祥寺西公園は、住宅街の始まりを告げるような位置にあって、その広さが一際目立った公園です。中道通りの狭い店舗に慣れた目が、どうしてこの場所にこれほど広い面積の公園があるのかと至極当然の疑問を呼び起こします。

吉祥寺西公園

吉祥寺西公園

何故これほど広い公園ができたか。その裏事情は、吉祥寺西公園もご多分に漏れず、周辺住民の意向によって跡地の利用方法が決まった土地なのです。このようなケースは、西荻窪の坂の上のけやき公園、五日市街道沿いの吉祥寺の杜宮本小路公園などでもありました。元々大蔵省所有の土地であったものを、武蔵野市が買い取り、ワークショップなど周辺住民の意見をヒアリングし用途が決定したという経緯です。公園のシンボルとも言える2本の巨木(シラカシ、コブシ)は元々の土地にあったもので、樹木を活かしたまま公園をつくるという手法は、先ほど例に挙げた2つの公園のケースでも共通していますね。

吉祥寺西公園をほんの少し三鷹方面に進むと、中道公園という公園もあって、こちらの公園では水遊びが出来るようになっています。吉祥寺西公園の開園経緯に詳しくない人からすれば、非常に近い距離にある二つの公園に困惑してしまうでしょうが、実際のところ、中道公園には小さいお子様連れのママさん層が多く、吉祥寺西公園はそれより大きな子供達の遊び場として機能していたりと、棲み分けになっているようです。

吉祥寺西公園の落ち着いた雰囲気は、公園を走り回る年頃でない大人層にも人気のようです。若者が多く活気のある中道通りを抜けたあたりの、休憩に丁度良い公園ということなのでしょう。

ところで、この吉祥寺西公園、実は吉祥寺と井の頭公園を舞台に撮影された映画、『グーグーだって猫である』のロケで使われています。原作漫画の作者、大島弓子さんのエッセイでは、度々吉祥寺の高級スーパーが登場するのですが、もしかしたら、こちらの公園の裏に見えるスーパーのことなのかもしれませんね。

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コメント

  1. […] したがって、特にこの土地に保護したい樹木があったとか、子供の遊び場としての強い需要があってという形で整備が決まった公園ではないようです。公園のデザインを決める上では、宮本小路公園や吉祥寺西公園、それから杉並区の坂の上のけやき公園のように、地域住民によるワークショップが行われ、意見の募集がされたようです。 […]